成瀬製畳 畳で生きる日本の住まい
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畳
畳について 畳ができるまで 畳工事


畳について
畳は、日本の風土と生活が生んだ伝統の床材です。
部屋の様式が和室から洋室に変化しつつある現在でも、和・洋を問わず広さを表す単位として、6畳間、8畳間という呼び方が一般化していることからも、畳がいかに生活に根付いているかが窺えます。

しかし今、日本の住宅から和室が姿を消していっています。マンションやアパートの普及は、床面のフローリング化に拍車を掛けました。葬儀、結婚式などで大勢の人が集まることがなくなった為、和室の必要性が薄れたことも原因の1つでしょう。
生活スタイルや考え方の洋式化は日本の家を変えてしまったとも云えるでしょう。そうして、私たちは本来の「和」ではなく「和風」「和のテイスト」などその要素だけが感じられることだけで、いつしか満足するようになってしまいました。

思い出して下さい。畳藺草の持つ肌ざわりと風合いを。そして、藺草の持つ爽やかな香りと、鮮やかな色彩を。それは、私たちの心に〈やすらぎ・落ち着き安心〉を与えてくれます。時代が変わっても、生活のスタイルが変化しても、畳には私たち日本人の生活の根底に『心安らげる場』として有り続けているのかもしれません。

畳は、日本の気候風土から生まれ育った、最も生活に密着した究極のリラクゼーションといえます。

生活の様式が変わり、和室離れが進んでいます。
しかし逆に、「和」を感じる生活をしたいという人は増えています。和のテイストを醸し出す情報誌や週刊誌の発刊、古民具や工芸品の流通量の増加はその顕著な顕れです。そして、和風の素材や商品が高級品であるかのような認識も生まれています。

ただ、だからといって、旧来の和室の構造や畳がそのまま受け入れられるかと言うと、決してそうではないようです。伝統が身の回りから消えかけたときに生まれてきた、「和」への憧れが、改めて新しい「和」の概念を生み出してきたと言えます。そこにはもはや、全面に畳を敷いた和室の概念はなく、和紙や織物や陶器といった品物と同様に、畳を1つのアイテムとして捉える流れが出来つつあります。本来の「和」から「和を醸しだす空間」に指向が大きく変化したと云えるでしょう。

私たちは、言うまでもなく『畳屋』です。
畳が大好きですし、畳屋の使命として、伝統の畳の本物の良さを、素晴らしさを伝えていく責務があります。
そして、考えたのが「本来の畳が持つやすらぎを強く押し出した商品を作ろう。」ということです。これが私たちの会社の根幹です。
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畳ができるまで
裁断機 データ入力

部屋の寸法を測り、データをコンピュータに入力します
表張り 裁断機

畳の丈(長さ)を裁断します

框縫い 表張り

丈を切った畳床に畳表(イ草ござ)を引っ張って固定します
クリーナー 框縫い

畳床に畳表を縫いつけます

平刺し

畳へりと下紙を縫いつけながら、幅を裁断します
平刺し
角止め

平刺しで縫いつけたへりを折り返し、角を畳んで固定します
角止め 返し縫い

折り返したへりを縫いつけます
一日最大200枚の生産が可能です
返し縫い 出来上り

出来上り
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畳工事
一般住宅の畳修繕、旅館飲食店用の業務用畳工事、神社仏閣の有職畳工事、一般建設会社、ゼネコン各社の畳工事全般
表替えなどの修繕工事(朝お引き取り、夕方納入)なら80枚まで可能
襖工事:新調、張り替え補修工事
ハウスクリーニング 新築物件、店舗・アパートなどの入退去に伴う清掃
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